運命は、いつでも遠回り。

好きなもの好きと言える 勇気だけは 手放したらダメだよ

大雪のことは嫌いでも、札幌のことは嫌いにならないでください!〜道民エイターから見た2016年12月10日〜

 

(この記事は関ジャニ’s エイターテインメントネタバレありません)

 


2016年12月10日、関ジャニ∞の五大ドームツアー『関ジャニ’s エイターテインメント』初日が札幌ドームで行われました。

 


みなさんもご存知の通り、北国でも稀に見る大雪で多くの飛行機が遅延と欠航になり、本州から遠征予定のたくさんのエイターさんが札幌ドームに来れなくなりました。

 


9日の夜から大雪が降り続き、当日も前が見えないほどの吹雪で、TwitterやLINEでエイターさんから『行けなくなった』という連絡が来る度に心を痛めていました。

 


公演前に道民のエイターさんに会うと、みんなが心配していました。

 

『ドームが全然埋まっていなかったらどうしよう』

『せっかく札幌に来ようとしてくれたのに、来れないエイターさんがいることが本当に悲しい』

 

自分は公演に入れる。だけどみんな複雑な気持ちを抱えていました。

 

道民エイターにはわかります。いつも真冬に遠征しているからです。東京も名古屋も福岡も大阪も、全部飛行機移動で、悪天候による遅延と欠航のリスクを常に背負っているからです。

 


わたしも以前、関ジャニズム大阪公演に入るときに飛行機が何時間も遅延し、会場に着いたのが開演ぎりぎりだったことがあったし、イフオア大阪に入る予定が、飛行機の欠航で泣く泣く諦めたこともありました。

 

飛行機が欠航になってライブに入れない絶望を、他人事とは思えませんでした。

 


毎年札幌ドームは1回公演で、ここ数年はツアー初日で、それでも札幌ドームを満員にすることは難しい。

 

今年は特に一般販売が終わらなくて、年々チケットの販売状況が厳しくなっていることは誰が見ても明らかでした。

 


北海道のエイターを増やそうとわたしも周りの友人を誘っていますが、それだけでは到底足りません。

 

『初日だから』と、時間もお金もかけて本州から遠征してきてくださる方が必要です。いつも本当に感謝しかありません。


今年は土曜公演だったこともあり、たくさんのエイターさんが本州から駆けつけてくれる予定だったと思います。

 


『札幌に来れてよかった。また来年も行きたい』と思えるような遠征になればいいなと思っていました。
そうやって1人でも多く、札幌公演に行きたいと思う人が増えてほしかった。
それなのにこんな結果になってしまったことが地元民として悔しく、悲しいです。

 

今回大変な思いをしてしまった人はもう冬の札幌公演に行きたいとは思えないだろうし、わたしも『遠征して冬の札幌公演に来て!』とはもう言えない状況になってしまったなぁと思います。

 


天候のことは仕方ない。誰のことも責められない。


札幌ドームは野球シーズンが終わるまで予定が空かないし、きっと日程調整は嵐が優先だろうし、毎年この時期なのは大人の事情が色々あるんでしょうね。

 


空席が少し目立つところもありましたが、エイトさんはすべてを受け止めて、熱く、最高なライブをしてくれました。

 

最後にライブに来れなかった人にもエイトとエイター全員で拍手をして、初日が終わりました。

 

「次は(来れなかった人も)全員で札幌で会いたいです」

 

大倉さんの言葉を胸に、このツアーがこれからどうなるのか、そして来年の札幌公演がどうなるのか、見届けたいと思います。