未来は自分で切り拓く。〜東京千秋楽おつかれさまでした〜

ブルームーンの感想をずっと書きたいと思っていたのですが、Twitterに書くとまだ観てない人にも見えてしまうのではないか…という不安から、なかなか書けずにいました。舞台はライブと違って、内容を知らないほうが絶対に楽しめると思うからです。なので、このブログに書くことにします。

ネタバレを含みますので、それでもよいという方のみこの先に進んでください。

（ブルームーンパンフレットより）

よこやまさんの可愛さがたっぷり詰まっている舞台。ユタカとルミのマンネリカップルぶりがすごくリアルで、でも意地っ張りな2人が可愛らしくて、いつの間にか観ているこっちも『もう！早く結婚しなよ！』と応援したくなる。

お父さんとは言い争いばかりしているけど、お父さんのボケに振り回されるユタカめっちゃ可愛い！怒ってムスーっとするのも可愛い！ついでにお父さんも可愛い！

タイムスリップして出会うトニーとケイトと光恵さん。そしてこの3人にルミさんを加えて4人のダンスがめっちゃ好きです。ダンスしているときの表情が素敵。ダンスシーンがこの舞台のクオリティをグッと高くしてくれていると思います。

はま子さんとユタカの関係性も素晴らしくて。ぼっちゃんって呼ばれるユタカにも萌えるし、ユタカのはま子さんを守りたい。大事にしたいという気持ちがすごく素敵。はま子さんもユタカとルミのことを応援していて、微笑ましく見ているのが良いです。

ケイトはユタカがタイムスリップ先で出会うトニーのことが大好きな女の子。ユタカには、トニーと光恵さんが結ばれ、後にはま子さんが生まれるとわかっているので、はま子さんのためにもケイトの恋は応援できないと言う。それでも一途なケイトを見たことで、ユタカも勇気をもらったと思う。

ケイトはユタカとの距離感がめちゃめちゃ近くて！でもなぜか憎めない、可愛らしいキャラクターです。嫉妬せずに観れました。笑

個人的にはケイトに感情移入してしまい、ちょっと切なくなります。叶わない恋つらいな〜、見たくないものを見せられているつらさ、わかります。笑

失恋した後、ちゃんと夢を実現させていたみたいで安心です。

トニーと光恵さんの恋。光恵さんが花が好きで、花に全く興味のなかったトニーが花の名前を覚える、というストーリーがなんとも美しくて、素敵なんですよね。華々しいところで活躍しているトニーが、身近にある小さなしあわせに気づいて、それに癒されている。恋っていいなぁ。笑

ルミはバリバリ仕事をしている強い女性、とユタカは思っているだろうけど、実はそうじゃなくて。煮え切らない態度のユタカに呆れながらも、ユタカのことを側で支えたいって考えてる。明るくて、サバサバしていて誰からも好かれるルミ。ユタカを愛してくれてありがとう（号泣）

わたしが何度観ても泣いてしまうシーン。最後のプロポーズからのユタカがルミを抱き上げる、そして恥ずかしそうに踊るあのシーンです。

それまで誰かしらと口論し、怒ったり悲しんだりすれ違ったりばかり繰り返すユタカが、ついに笑顔になる。しあわせになってよかった…もう…これは感極まりますわ…。

ブルームーンの曲と紙吹雪が、キラキラした王道ハッピーエンドを演出していて、すごく美しくて、可愛くて、微笑ましい。この舞台は本当に素晴らしいです。

1人ひとりのキャストがとても愛らしいキャラクターで、みんなのことが好きになります。もちろんよこやまさん目当てで舞台を観に来たけれど、他のキャストさんもすごく良いし、お話もとってもおもしろいので大満足です！

終わった後の客席を見ても、涙を流している人が多くてすごく嬉しかったです。こんなにあたたかい気持ちにさせてくれる舞台はないと思います。

よこやまさんのおかげで、ブルームーンという舞台に出会えて、わたしはしあわせです！

ありがとう！優しげホワイティー！！！（謎の斜体）

取り急ぎ軽めに感想でした。

読みづらい文章ですみません(>_<)

運命は、いつでも遠回り。